婚活・就活・終活、、、生きているといろんな活動があるかと思いますが、「魔女活」とは?。「魔法」が「意識の変革」というならば、魔女活は、「魔女の生き方を意識した生活習慣」でしょうか。 もちろん、これが定義ではありません。
先日、ドイツを旅してきました。宿は各地の修道院を改築したゲストハウスにし、現地のお祭りや植物園、オーガニック農場を見学してきました。ドイツの魔女の店はわざわざ修道院の中にあります。店主の魔女さんは、代々、薬草の知恵を受け継いだ方や、自然が好きで自然と共にあろうとして世界で唯一自然療法の国家資格であるハイルプラクテイカーの資格をとって治療院も経営している方、「魔女街道」という観光地として行政 から委託されてハーブツアーなどに従事されている方とさまざまです。皆さんとても穏やかで、私が日本からきたというと、「柔道を息子がやっている」「禅に興味がある」「日本は神道・仏教・キリスト教と宗教に寛容でうらやましい」とおっしゃっていました。そして店の前のハーブや、道々にある樹木や野草ひとつひとつ、「これはこういう効用があり、こんな風に使っている」と教えてくれ、地元の野菜をふんだんにスープを作ってくれました。
こんな風に自然の知恵をとりいれて、季節の祭事を大切にし、感謝を捧げながら一日をていねいに生きていく。自分のできることを少しずつでもする。簡単なようでいて忙しい今はできないことだと思いました。お祭りでは、花で飾った祭壇の前で、歌ったり 、踊ったり、たき火をおこして飛び越えたり、「中世ではいけないことだったのよ」とそっと耳うちして微笑んだ魔女さんに薬草を漬け込んだワインをごちそうになりました。今回、最古のハーブ園といわれるHortulus(小さな薬草)を書いたライヒナウ修道院長Walahfrid Strabo(808/809-849)の薬草園を見てきました。立派なヒョウタン、ニガヨモギ、ヨモギ、ヘンルーダ、フェンネル、セリ、西洋ノコギリソウ、バラ、ミント各種と思ったより小さい区画でしたがとてもよい薫りがしました。
今、私は「魔女の手」というユニットに参加しています。11/23の東京流通センター 第二展示場 http://bunfree.net/?tokyo_bun23 にて「魔女の手」2号「葡萄の樹」が発行予定です。「魔女の手仕事」も出品しますので、よろしくお願いします。魔女の一匙いかがですか?
2016年 夏号 vol.8
魔女による魔女向けwebマガジンMajoMajo。今回はMajoMajoメンバ…
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