今回ご紹介するのは、魔女の皆さんがおススメする本。
「純潔のマリア」 講談社(アフタヌーンKC)| 石川雅之著
miyu
私のおすすめ書籍は、
五十嵐大介「魔女 第1集・第2集」
サン・テグジュペリ「星の王子さま」
「新川和江詩集」
です。
「魔女」
魔女をテーマにした漫画の中で、かなりリアルな部分が描かれているように思います。
特に第1集「SPINDLE」第2集「PETRA GENITALIX」がおすすめです。
書籍とKindle版、どちらでも読むことができます。
「星の王子さま」
十代の頃、この作品をピアノと朗読で聴く機会があり、それから大好きになりました。
私の中ではバイブル的存在ですね。
特に、きつねと王子さまがお互いを”飼いならす”過程はグッときます。
「新川和江詩集」
は、タイトル通り新川和江さんの詩集です。
合唱曲「名付けられた葉」の歌詞はこの新川さんの詩が使われています。
国語の教科書で「私を束ねないで」を読んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ロマンティックで呪文のようで…女性の気持ちが詰まった素敵な詩集です。
お気に入りは、「ロータスの園の中…」「母音」「ふゆのさくら」です。
めんだこ「日本のまつろわぬ神々 記紀が葬った異端の神々」
表題とは異なり普通に記紀に名前のある神々の紹介もありますが、本地垂迹説の普及や時代による信仰の変遷などを経ていわゆる「異形」「異貌」となった神々のほか、正体不明ながら信仰を集めた神様、さらに古史古伝についての解説もあり、かなりボリュームのある本です。
神話の神々だけでなく、「天地金乃神」「天理王命」といったいわゆる新宗教の神様についての解説も載っているのは結構珍しいのではないでしょうか?
文章が硬め(学術書なのでどうしようもないのですが)なのと、日本の神様限定なのが少々ネックかもしれませんが、それを補って余りある情報量があると思います。
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