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季刊魔女雑誌:Majo Majo

2015年夏号 vol.4

夏至by hiroe

2015年07月20日 00:22 by wich_majomajo13
2015年07月20日 00:22 by wich_majomajo13
サバト(魔女集会)。ヘブライ語で「安息日」を意味する「シェバト」が語源といわれます。
 1年の太陽の動きを元にしたお祭りで、太陽が生まれ、結婚し、子供を産み死んでいくというイメージでしょうか。ケルトの暦を元にともいわれ、キリスト教の祝日の中に隠れ続いたとも。
「Litha(リーサ)」6月21日頃 太陽の力が一番強くなる夏至のお祭です。聖ヨハネの日といい、抗鬱剤として有名なセントジョンズワートという薬草を摘むという行事と重なり、魔女は、この時期、ハーブを摘み、乾燥させ保存します。焚き火をし、それを飛び越えたり、花冠を作って結婚相手を占うという行事も各地で盛んです。ほうきにまたがり飛び跳ねながら、農作物の豊穣を祈るダンスも行われて いたようで「魔女がほうきに乗って飛ぶ」と伝えられたのでしょう。 

「Lughnassad(ルーナサ)」7月31日ケルトの神Lug(ルグ)、そして収穫の始まりを祝います。さらに豊かに実るように祈られ、「コーン・ドーリー」と呼ばれる穀物人形を作って家の守りも願いします。イギリス民謡「John Barleycorn(ジョン・バーリーコーン)」という麦を擬人化した唄を唄うこともあるそうです。
 先日、私の愛読書の民俗学の書物「金枝篇』に載っていたイタリア ピエモンテの夏至祭りに参加してきました。ケルトにくわしいドイツ人の先生に、儀式も執り行っていただき、火を飛び越えると、一面の蛍が!。その日は 夕方、虹もでて、それはそれは幻想的でした。ハーブは、 月の女神の名前を学名に持つヨモギで、 浄化と 昨日までのケガレを払い、 イヌラという ドイツ名 アラントというハーブの根のお香で 新たな自分に生まれ変わります。クラリーセージを ベットの脇に置いて眠ると予知夢が見れるとか。私は、その日見た 美しい虹の夢でした。安寧を祈りました。

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