Ostara(オスタラ)
オスタラ。声に出すと、私は何となく幸せな気持ちになります。
「オスタラ」が春の女神の名前だから、だけではありません。
何故なら、オスタラは春の訪れを祝福する日だからです。
日本では、ちょうど春分(大体3/21頃)にあたります。
春分は、雪が融け始め冬眠していた動物達が目覚めて動き出す時期。
草木も少しづつ芽を出し始めます。
majomjo秋号、キノさんとHiroeさんの「秋分(Mabon)」の記事にもありますが、春分は昼と夜の長さが同じになります。
そして、夏至に至るまで昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。
秋分と逆ですね。
日本でも昔から春分を祝ってきた文化があるようで、それと同時に祖先への
感謝を表す日でもあったようです。
今では、日本独自の習慣「お彼岸」がそれを表しているのではと思います。
ちなみに、miyu家では春分や秋分の頃にお墓参りに行っております。
話しを元に戻しましょう。
儀式では、恵みへの感謝と共に何かおまじないをしたいもの。
オスタラには豊穣を意味する「ウサギ」がよく出てきます。
このウサギは女神の化身・使いとされているので、ウサギを象った物を
使って何かお願いごとをしてみるのも良いかもしれません。
それから、復活のシンボル「卵」も忘れずに。
(イースターやイースターバニーについてはおググり下さいませ)
ふわふわの毛やフェルト生地などで自作のお守り作りというのもなかなか
良いものだと思います。
そういえば、ウサギのお守りといえば、ラビット・フットが有名ですね。
その名の通り、ウサギの足(!)です。
この時期にお願いをするならば、「健やかな成長」でしょうか。
「授かる、生み出す、育てる、見守る」感じです。
皆様、素敵なオスタラをお迎えください!
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