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MajoMajoメンバーが魔女を感じる瞬間

2014年12月23日 23:26 by wich_majomajo13
2014年12月23日 23:26 by wich_majomajo13

魔女というものは空想上の存在であり、なろうと思ってなれるものだとは思っていなかった。それは竜や妖精などと同じくファンタジーの産物である、と。

そんな私の頭を揺さぶったのが先輩魔女の存在であり、それこそ私が長いこと求めていたものであると直感した。

魔女とは、見えないものと向き合い、見えないものも在るものとして扱う生き方であると私は思う。神や精霊だけでなく、人の心や身体の働きだって目に見えるものではない。それらに触れて、必要であれば手を加えより良きものとする。その術を用いて生きるのが魔女の姿だと考える。 天鏡みちる



着替えをするとき。

服を着て、相応しい身嗜みになる。それだけの事で、それだけの変身ができるのだ。

自分の成りたいようにもなれるし、頑張り次第では誰も知らない自分になれる。

友人と出掛ける時の出で立ちで親と会うとき、少し気恥ずかしい思いをした経験はないだろうか?

親と会うとき、友人と会うとき、仕事関係の人たちに会うとき…それぞれに適した仮面を被っるための、魔術だ。

なりたい理想が遠くて盆栽を育てるように時と手間を重ねなければなれないものもあるけれど、魔法も時間差で効いてくるもの。

日々、魔法の重ねがけだ。 かつこ



儀式や瞑想などの特別な時間以外の日常にもふと魔女であることを自覚することがある。
朝、窓をあけて風を感じる時や植物とふれあうとき。
夜、月や星をふっと眺めているとき。
自然との関わりを持ったときに何かに呼ばれるようなそんな気持ちになるのだ。
わかりやすく言うと、「ブレーキランプ5回点滅愛してるのサイン」・・・・のようなそんなもの。(ネタが古い?
他人に指をさしてコレ!とはっきり言えるようなものではない。
そんな神様や精霊たちのような存在を感じられるようになったこと。
それが魔女を感じる瞬間であり、私の特別な日常である。 月村きの



太陽と月星座が双子座の私は、自分の中に反する眼をもって私をみている誰かを感じます。幼い頃は、一人っ子で、自問自答するくせがあったせいかと思っていましたが、魔女に惹かれて色々調べているうちに、それは、自分の中の魔女ではないかと。光と影。陰陽。インアンドヤン。良かれが悪に。綺麗は汚い。「マクベス」にでてくる魔女の言葉です。そして、そんな自分のささやきに負けないほどの力を感じた時の行動は、私を変える。境目で揺れる私の思いが魔女の力を得て定まっていく。この瞬間をいとおしいと思えるようになりました。 Hiroe



私の場合、それは「魔法」を感じる瞬間でもある。

それは、日常の些細なことから仕事に関することなど。とにかく色々とある。

でも、今回は音楽で感じたことを。

学生の頃、シューベルトの即興曲を演奏する先生の指を見て「先生の指は魔法の指」

と感じたことがある。角ばった音符達を柔らかな音色に変身させる指は本当に美しかった。

(ちなみにその先生は角ばった石のような手の持ち主。心のGrandma。たぶん魔女。)

何かを作ったり変身させる行為が「魔女」を感じさせるのかもしれない。

あとは「愛」かな。 miyu



”様々なレイヤーで世界を見る事ができる人。”わたしが魔女を目指すきっかけになった魔女が言っていた言葉。確かに、魔術なんてものは科学的根拠のないただのママゴト遊びみたいなもので、だけどそれを本気でやっている自分を考えると、”違うレイヤー”で世界を見る”なのかな。ただのママゴト遊び、とわかっていても儀式をする。しなければ気が済まない。

物事それぞれに対してたくさんの見方をするのは大変だけど、魔女はそれをできなければならないような気がしている。 りん子

 


 民話や神話、古い信仰についての本を読んでいるとき。

神様や神様っぽいも声を聴いて不思議な技術持っていた人たちの考えていたことを知りたいし、見ていたものを見たいという好奇心というか知識欲が湧いてきて

そこから実際に答え(のちのち新しい発見がされてあっさり覆ることもあるけれど)を得られた瞬間に一瞬彼らと同じ風景が見える、気がする。

そしてその時、自分の中の魔女的なものが「おお、これだよこれこれ」みたいな感じで隣に立っているのだ。   めんだこ

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